令和6年12月9日(月)開催 令和6年度研修『職場内研修の組み立て方を学ぶ~人材育成を考えた研修プログラムとは~』で、職場内研修の現状を知るためにアンケート調査を行いました。

アンケート結果全文(25ページ)
R6職場内研修に関するアンケートまとめ

1 目的
職場の研修計画を見つめ直すために、現状を把握し課題を抽出するためにアンケート調査を実施した。

2 調査方法・期間
方法:質問紙法にて行う。(福)静岡県社会福祉協議会・研修課が主催する研修の受講者にアンケート用紙を配布し、協力を依頼し回収する。
回答内容は
期間:令和6年6月上旬~令和6年8月末
実施研修は以下の通り
・福祉職が知っておきたいコンプライアンス講座
・直伝!現役OT安藤祐介の車イスシーティング講座
・福祉施設で役立つフットケア講座~足は全身の情報の宝庫~
・褥瘡予防の基本~体圧分散管理とポジショニングを学ぼう~
・認知症介護実践者研修(県内5会場:三島・浜松・静岡・富士・掛川)
・福祉職員キャリアパス対応生涯研修課程【初任者コース】中部1・東部
・福祉職員キャリアパス対応生涯研修課程【チームリーダーコース】東部
・身体拘束は廃止できます~具体的実践例とその取り組み~(ライブ配信・録画配信)

対象:上記研修、受講者数は579人

3 調査内容
以下について、回答を求めた。
・研修の有用性
・研修計画の有無
・研修計画の立案者
・研修計画に関する説明、周知
・令和5年度の研修参加について

4 調査結果の概要
回答者の85%は、研修の有用性を認めていた。
回答者の64%は、研修計画を立案しておりその計画に沿った研修を受講できていると言えたが、18%は計画の有無を把握しておらず職員周知に課題があった。
令和5年度の研修参加率について、施設内開催の研修には職員の半数が参加していたが、職場外研修への参加は10%以下が最も多く、施設内研修に比べて参加が難しいことがわかった。
また、研修担当者として職員の研修受講状況の把握については、施設内研修が10%、職場外研修が20%把握していないと回答していた。